お知らせ
NEWS2025.05.23
アパレルから未経験で地盤改良会社に転職。入社4年目の今、目標は重機を自在に操ること!
こんにちは。
関東から関西まで地盤のプロとして地盤改良工事・鋼管杭工事・土壌汚染改良工事などを手掛けている株式会社カクノです。
今回お話を伺ったのは、カクノのおしゃれ番長(?!)としてすっかり定着した入社4年目の伊地知です。
アパレルからの転職なのでもちろん未経験。右も左もわからない中、誘われるままに入社した伊地知ですが、今では水を得た魚のように全国をまわり、現場のリーダーとして活躍しているそうです。
インタビュー2回目ということで、行きつけの居酒屋で肩の力を抜いてビール片手にお話を伺いました!
居酒屋の美味しいメニューに舌鼓を打ちつつ、一体どのような話が飛び出したのでしょうか……?!
※過去の伊地知のインタビューはこちら!
※会場となった居酒屋はこちら!
「板前バル 印西牧の原店」
https://tabelog.com/chiba/A1203/A120304/12041423/
未経験で建設業へ。重機に惚れたアパレル出身者の転職ストーリー
【1】角野社長はアパレル時代のお客さん。結婚のタイミングで転職を決意




人口は2万人ちょいかな。だから、徳之島出身って言うとちょっとばかりレアキャラかもしれないですね。


高校になって島を出たのですが、初めて「すき家」に行って「高菜明太マヨ牛丼」を食べた時には、美味しすぎてしびれました(笑)。

高校から島を出たとのことですが、どちらへ行かれたのですか?

島の県立高校に進学をしての寮生活でした。高校時代はラグビーをかなり本格的にやっていたので、卒業後はスポーツの特待生として愛知県の大学に進学させてもらいました。




寮では男子と女子が分かれているのですが、食堂だけは一緒で、いつも僕たちラグビー部が入ってくると女子に嫌な顔をされていました。
むさ苦しいのがきたぞって感じなんでしょうね。モテたのはきっとサッカー部やバスケ部で、ラグビー部はモテなかったと思います。

ちなみに伊地知さんご兄弟は?

弟と言っても15歳の時には自分が家を出ているので、一緒に生活をしたのは3〜4年ですかね。それでもここまで離れているとかわいいですよ。

話は戻って、ラグビーに明けくれた高校時代を経て愛知県の大学へ進学されたとのこと。大学ではモテました?

やはりラグビー漬けの日々で、浮わついた大学生活ではなかったですね。


未経験で建設業へ。重機に惚れたアパレル出身者の転職ストーリー
【2】上京してアパレルへ就職。運命の人と出会い、入籍と同時にカクノに転職


やはり憧れがあったのでしょうね。自分は田舎者なので、華やかな世界に行きたかったんだと思います。
学生時代は脇目も振らずラグビーばかりやっていたので、就職ではあえて対極にあるアパレルを選びました。きっと楽しい何かが待っているだろう、と。

正反対の環境に飛び込んだというわけですね。その時はさすがに遊びましたよね?



休みが少ないので体力的にもきつく「これは今までとあまり変わらないな」と思いました。


自分がいたブランドはそれこそ一着何十万もするようなハイブランドだったのですが、テイストとしてはイカつい感じだったのでお客様のほとんどは男性でしたね。
ところが1年だけ女性服のハイブランド(世界的に有名なフランスのブランドです)に出向になり、ここで女性のアパレルの世界の厳しさを知りました。
派閥とかがあって、それはもう本当にすごかったですよ。自分が体育会出身で良かったと思いました。

ところで奥様との出会いについてお聞きしたいのですが、東京で「ウェイ!」ってやっていた頃に奥様と知り合ったのですか?

ただ、自分は仕事を掛け持ちしていて、夜はバーで働いていました。まぁ……少しは遊んでいたと思います。
そのような東京生活の中で今の妻と出会い真剣に交際するようになりました。




東京での仕事をリセットして、新たに大阪で仕事を探せばいいと思って、スパッと仕事を辞めました。

ご結婚で大阪に拠点を移し、すぐにカクノに転職されていますが、どのような経緯でカクノで働くことになったのですか?

自分がお店を辞めることを伝え、「大阪に行くので仕事を見つけないといけない」と言ったら、「だったらうちにおいでよ!」と提案してくれたのです。
本当にありがたい話ですよね。
それから、自分のアパレル時代の先輩でもカクノに転職をした人がいたので、今でいうリファラル採用みたいな形ですね。


それならば一回試してみようと思って、気負いなく転職を決めました。
未経験で建設業へ。重機に惚れたアパレル出身者の転職ストーリー
【3】イメージと違った建設業。「見て覚えろ」は時代遅れ?!

しかし伊地知さんはアパレルからの未経験での転職なので、入社したらびっくりしたこともあるのでは?

何もかもが意味不明で、用語一つとっても何のことかわからず、毎日途方にくれていました。


次に、先輩たちが重機を動かしている近くに行って、何をどのようにやればこう動くのか細かくジーッと見ていました。まるでストーカーのようにはりついていましたね。
それから現場で先輩たちに聞きまくりました。建設業で働く人のイメージって、気難しくて寡黙で、「見て覚えろ」って背中で言っているような人たちばかりだと思っていたのですが、実際はそんなことなかったです。
カクノの先輩方はみんな気さくで、聞けば丁寧に教えてくれましたよ。穏やかな人が多いので、こちらも緊張せずにわからないことはどんどん聞いて教えてもらいました。


それよりも入社当初の自分が何もできない時期にも、それなりのお給料がもらえて感激しました。
アパレルとバーを掛け持ちし、朝から晩まで働いていた頃よりも多いのでびっくりしました。ひたすら感謝ですね。


わからないことも日々たくさんあるので、そんな時は先輩の職人のみなさんに協力をいただいています。
みなさん知識も経験も豊富なので、自分では判断できないことの判断を仰いだりさせてもらって、助けられながらなんとかやっている感じですね。
未経験で建設業へ。重機に惚れたアパレル出身者の転職ストーリー
【4】入社3年目の現在。現場責任者として全国に出張


今の現場は1ヶ月くらいで終わる現場で、もう半分は過ぎたところですね。


一年のうち半分くらいは出張しているような生活です。

職人さんは現地の人にお願いしているのですか?

今一緒にやっている職人のみなさんとはこの前一緒に小旅行に行きましたし、仕事終わりに飲みに行ったりと、公私ともに親しくお付き合いさせていただいています。

現場リーダーとしてのお仕事はどんな感じですか?

自分は調整役として元請さんと職人さんの間に入って段取りをしたり決め事をしたりするのですが、実際に現場でやることなどはわからないことも多いので、職人さんの知恵をお借りしつつ何とかやっている感じですね。


建設業では重機の運転以外にも資格が必要な仕事がたくさんあるので、自分も早く色々やれるように積極的に勉強しています。
これまでにもいくつか資格をとらせていただきました。驚くことに、カクノの業務では使わない建設業の資格も「取りなよ!」って取得費用を出してくれることです。
やる気がある人には手放しに応援するのがカクノ流なんでしょうね。

未経験で建設業へ。重機に惚れたアパレル出身者の転職ストーリー
【5】「職人ってカッコいい!」目下の目標はバックホーを自在に操ること


自分が未経験で飛び込んだ建設業ですが、なんでこんなに続けていられるのかって、それはシンプルに「職人ってカッコいい!」って思っているからです。
だって、まるで魔法のようなんですよ。今の現場でご一緒させていただいているお二人に関しても、凸凹した地面がお二人の手にかかるとあっという間に綺麗に平らになるんですよ。
重機を使って均していくのですが、まるで手足の延長のように操作して、いつの間にかピシッと水平にきまっているので、本当に不思議なんですよね。
さらにすごいのは、お二人ともベテランなのに、まだまだ勉強中だって言うんですよ。
「同じ現場は2つとしてない」とのことで、毎回新鮮な気持ちで現場に向かっているらしいのです。
目指すゴールは同じでも、道はたくさんあるみたいですよ。やり方や考え方は色々ありますからね。
そのような姿勢も本当に尊敬できますし、カッコいいですよね。


仕事中は超真剣に重機をガンガン動かしているのに、休憩になったらみんなで雑談をして笑あったりふざけたりしているんですよ。そのギャップには萌えますね。
自分もそんな風になりたいと思っています。



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建設業が初めてでも大丈夫。
このように実際に未経験からスタートして、今では全国を飛び回るリーダーとして活躍している社員もいます。
少しでも「面白そうかも」「話を聞いてみたい」と思った方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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