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2024.07.19

【俺たちの挑戦】地盤改良会社のあったかい社風はこうしてつくられる。

こんにちは。
地盤改良工事から鋼管杭工事、土壌汚染改良工事などを手掛けている株式会社カクノです。

株式会社カクノでは、現在40名以上の職人たちが各現場で力を合わせながら日々活躍をしており、個々に高い技術力を持って集まった職人集団の会社だというところが弊社の大きな強みです。

今回は、年に一度開催される『安全大会』に密着しました。今年で15回目の開催となるとのこと。

そこには、これまでの自分の殻を破り新たな“挑戦”をする一人の社員の勇姿がありました。みなさんは仲間が何か新しいことに挑戦する瞬間を見たことはありますか?

彼がどんな想いで挑んだのかをお届けします♪

▽動画で見たい方はコチラから▽

15年目の開催となる安全大会。一年の振り返りと、安全意識の再確認

インタビュアー
角野社長!今日はここで何が行われるのでしょうか?

角野
『安全衛生協議会』と言いまして、年に一回、社員や協力会社の方がみんな集まりまして、一年の振り返りや表彰、そして安全に対する意識を再確認し、また明日からも頑張って行きましょう!と士気を高めるという会が行われます。
今年で確か15年目の開催になるのかな…!

角野
これまでは僕が一人で約2時間ひたすら喋り続けていたんだけど、今年は社員の山口が「僕にやらせてください!」と手を挙げてきてくれたので彼が喋ります。
今までの雰囲気とはガラッと変わるんじゃないかとワクワクしているよ!

インタビュアー
カクノには頼もしい社員さんがいますね!
そして定刻前ですが、ぞくぞくと社員さんたちが会場に集まってきますね。

角野
そうですね。ありがたいことに仲間が年々増えてきまして、本日は総勢45名の参加予定ですよ。
日々現場で従事してくれている社員さんたちに対して、感謝を伝える場でもあります。
今年はYouTubeを始めたり、TikTokやInstagramを通じて会社の案内の発信にも力を入れているので、もっとカクノに家族を増やしていけたらいいなと思ってます。
インタビュアー
角野社長と小中さんがこうして並んでいる姿も良い感じですね〜!
同級生だからこそ醸し出せる落ち着きを感じますよ。

【2】山口の“挑戦”。過去の自分の殻を破り、新たな人生の一歩を踏み出す

インタビュアー
今日は山口さんがみなさんの前に立ってお話しをする時間があるそうですね。
どんな内容をお話しする予定なのですか?

山口
今日は安全大会ということで集まってもらうんですけど、僕の時間は“安全”には触れません。では何を話すかと言いますと…

・「会社とは」
・「自分がここになぜ立ったのか」
・「会社としてこれからどうしていくのか」

という流れで、社員と協力会社さんの声を聞きながら会を進めていきたいと思っています。

インタビュアー
どのような経緯で山口さんがみなさんの前に立つことになったのですか?
山口
今回なぜ僕がみんなの前に立って話をする役割を担ったかというと、カクノのホームページを見たことがありますか?

山口
ホームページのトップ画像に『土壌が良いから挑戦できる。一人ひとりが、輝く。』と大きく書かれていますよね。
今日、僕はこのトップ画像に書かれているように“挑戦”をしようと思っているんです。僕がみんなを引っ張っていこうと思います。
ただ、初めての試みなのでとても緊張しています…。
インタビュアー
おー!かっこいいですね!
その“挑戦”について、ぜひ具体的に聞かせてください。
山口
僕の生い立ちからの話になります。僕の名前は「あつし」で、名前の由来をお話しすると、男の子だから何かで一番になってほしい、一番になったからには人の前に立てる存在に、そして人の役に立って成長してほしいという親の願いがあって、ひらがなの最初にある“あ”から始まる名前で「あつし」となったと母親から聞きました。

自分で言うのもなんですが、8歳くらいまでは順調に勉強も運動も良くできて優等生みたいな感じで、みんなの前に立ってリーダー的存在でやっていたんですけど、転校を機にちょっとネガティブな僕の価値観や生存戦略が構築されていったんです。

山口
転校でよその環境に飛び込むと、そこには俗にいうジャイアンみたいなガキ大将が3人おったんですよ。
ジャイアンなので誰かに「おい、のび太!」ってやるわけですね。そこに僕が正義感を出して「それは良くないよ」みたいなことを言うと案の定いじめられる。ちょっと想像つきますか?

山口
そんな環境で2年間過ごしまして、そこで身についてしまった価値観が僕の中ですごい根を張っているんですよ。

集団に馴染もうとする中で自分を出すっていうことは、排除される危険性が絡むものだと、自分というものを表に出して発言をするとその次はとても恐ろしいことになると、そういう価値観が僕の中に生まれました。

どうすれば集団の中で生き残ってやっていけるのかもがきましたけど、結局たどり着いた先は、ジャイアンに従ってスネ夫ポジションでいることが一番無難であるというところ。

ジャイアンからあまり距離をとりすぎてもやられる対象になるので、スネ夫ポジションで2番手を演じるということが、僕の人生の生存戦略になりました。

30歳を過ぎても僕の子どもの頃に強く根付いたその価値観や生存戦略がすごく足を引っ張っていて、職場でも自分より立場が上の人がいると僕はあくまでその人の下で教えてくれ!というスタンスになってしまっていたんです。

なので幹部会で会議をしていても、やっぱり誰かに前に立ってやってほしい、社長にやってほしい、なんなら「立場があるんだからやってくれよ!」くらいの勢いで言ってしまって、その時はちょっとぶつかってしまいました。今はとても反省しています。

そんな中、森崎さんに言われました。「お前が目指すGOALに今やっている行動は必要なことなのか?」と。そこでハッと気付かされ、10歳の頃と同じ生き方をこのまま続けていたら本当に自分がやりたいことを叶えられないままなんだなと。

山口
それからほんまに考え方が変わって、過去の呪縛から解き離れて挑戦しよう、新たな自分としてこれからは生きていこう、という思いを込めて今日のこの貴重な場で僕に時間をくださいと社長や経営陣にお願いをしました。
長くなりましたが、これが今日僕が挑戦する目的と経緯なのです。

インタビュアー
自分自身が変わらなければ、会社も変えられない。そんな思いで立ち上がったのですね!とってもかっこいいじゃないですか!

【3】緊張から伝わる「本気」と「決意」

インタビュアー
ここからは山口さんの講話中の様子をお届けいたします。
社員や協力会社さんの総勢45名の前に立つなり、「今日はね、マジで挑戦をしにきました。マジで緊張していますが、よろしくお願いします!」と力のある挨拶をして、山口さんの講話が始まりました。

山口
今日のこの安全大会で僕が話す時間は、会社が目指すべき方向をみんなでしっかり再確認しようということが目的です。

山口
これまで、社長と一緒に東京まで行き大久保秀夫経営塾の講演会に参加したり、会社を良くしていこうと動いている中でコロナ禍になり、会議が減っていきました。
そうすると、経営理念にある『全ての人々に笑顔を分配する』という方向性が会社でズレてきたな、人それぞれ別の方向を向いているな、と感じることが多々出てきました。

山口
現場で顔を合わせる職人たちからも、カクノに対する危機感や不安に思う声が僕のところにどんどん上がってくる現状もあり、どうにかしたいと思いました。
僕は、『全ての人々に笑顔を分配する』という経営理念だけではすごくフワッとしていて抽象的な感じがしたんです。

山口
会社が目指しているのはここだよ!という明確なGOALがないので、それぞれ矢印の向いている角度が違いますよね。意識が高い人もいれば低い人もいるというような状況です。
この状況を奪回するためには、明確なGOALの設定と一人ひとりがカクノの経営理念を理解して実践できるように、“行動指針”を作ることを会社に提案し、5つの行動指針が生まれました。

山口
10年くらい前までは現場の管理者しかいなくて、個人個人が自分のやり方で仕事をしているような状態で個人事業主の集まりみたいなそんな会社でしたが、今は人数もかなり増えました。僕は会社としてみんなで一つにまとまってやっていきたいなっていう思いでいます。
今日僕がこうしてみなさんの前に立っていることは、「僕は会社に対して本気で向き合うよ」という決意でもあるのです。

【4】安全大会を振り返り、「良い会やった!」「協力するよ!」と前向きな社員の感想

インタビュアー
初めは山口さんの緊張がこちらまで伝わってくるのを感じましたが、本気で会社を良くしていきたいんだ!という山口さんの熱い気持ちと挑戦する姿にとても心を動かされました。

山口さんは講話中、一人ひとりと目を合わせるように何度も会場を見渡し、「〇〇さんどうですか?」、「〇〇さんはどう思いますか?」と、会場にいるみなさんに意見を求める場面が多くあったのも印象的です。

一人で一方的に話し続けるより、そこにいるみなさんが意見を出し合うことで、自分もより良い会社づくりをする“当事者”なんだと思わせてくれる工夫だったのだと感じました。

インタビュアー
安全大会の終盤には、安全大会に参加した社員や協力会社のみなさんが順番に感想を述べており、「山口さんが先頭に立っている。それだけでも良い会やったと思う!」や、「山口さんが頑張っているので、僕も頑張ります!」といった、今日新たな“挑戦”を果たした山口さんを応援する声が上がり、感動する瞬間が何度も訪れました。

インタビュアー
会社に改善すべきことがあれば社員の声に耳を傾け、「やりたい!」と手を挙げればその人を信じて“挑戦”させてくれる。そしてそれを応援し、賛同してくれる仲間がいる。これは社員全員が前を向いて証であると実感しました。

インタビュアー
そして最後は、創業当時からカクノを支え、カクノの歴史を全て見てきた森崎さんの挨拶で締め括られました。
森崎
今回は山口くんに講話をしていただき、いつもと違った安全衛生協議会になりました。
株式会社カクノは今年で設立40周年を迎え、これだけ多くの人数も集まるような会社になりましたので、20年30年先も存続できるようTikTokやYouTubeなどいろいろなことに挑戦しております。
今日家に帰ったときでも、お風呂に入るタイミングでも、今日のこの安全大会をもう一度思い返してくれたらうれしいです。ご安全に。

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株式会社カクノは、歴史が長い会社ですが、若い世代の採用に全力投球していて、若手が働きやすく定着する会社づくりに真剣に取り組む会社です。
これからも進化の止まらない株式会社カクノに少しでも興味を持った方は、ぜひお気軽にお問い合わせください(^^)
一緒にカクノの新時代を切り開いていきましょう!

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