お知らせ
NEWS2024.04.26
社長の右腕が本音で語る!カクノの抱える課題と改善策、今後目指す姿とは?
地盤改良工事をはじめとする各種建築・土木工事で安全な「強い地盤」をつくり、人々が輝けるフィールドを提供する、株式会社カクノです。
カクノでは今、組織改革が進められており、特に若手の採用と育成を強化したいと考えています。
職人も仕事も充実してきた一方で、社員同士のコミュニケーションや、内部の業務効率に課題を感じることも。
そんな課題を解決し、さらなる会社の成長、発展を目指すには、一人ひとりができることを増やすか、人を増やすかしかありません。
今回は、そんなカクノが今後やろうとしていることについて、社長の右腕である、工事部部長の小中さんにインタビュー。
カクノに入社した経緯や社長のお人柄、そして課題と今後やりたいことについて語ってくれました。
材木屋→焼肉屋→カクノ 異色の経歴と入社のキッカケ
前の会社が材木屋さんで、そこの建築部にいたんです。
そこでは一戸建ての現場管理をやってました。
大学の途中からやってたんですよ。そこで就職するつもりだったので。
でも、僕が卒業して入社して1年ちょっとくらいで、「もう住宅辞めるわ」と言われたんです。
そうなると僕、職がなくなるじゃないですか。
材木を一緒に売ろうみたいな話もあったんですけど、別にそれはやりたいことでもないしな…と思って。
木は好きだったんですけどね。
材木屋だったので、木を使って建てたりしてたんですけど。
なら辞めさせてもらいますって言って、辞めてからちょっとプラプラと…
で、実は高校1年から大学3年まで焼肉屋でバイトしてたんですよ。地元の堺で。
それでちょっと焼肉屋もやりたいなって思って、材木屋を辞めた後、焼肉屋に働きに行ったんです。
でも、その当時、今の嫁と付き合ってたんですけど、焼肉屋だと、夜が仕事で朝に帰ってくる、みたいな感じで。
彼女は歯科衛生士で、全然時間が合わなくて。楽しくないなぁってなって。
特に飲食がやりたいというこだわりもないし…と思いながら過ごしてたんですけど。
ある日、彼女と2人で買い物に出かけてた時に、突然、角野社長から電話がかかってきて、「何してんの?」って聞かれて。
「買い物してる」
「こんな昼間から?お前仕事は?」
「ちょっと今失業中で…」
っていう話になって。
「今すぐ履歴書持ってきてよ」って言われて。
えぇ!?ってなったんですけど、まぁ仕事も決まってないしいいかと思って。
それがキッカケです。
小中さんと社長の過去からわかる?社長の人柄
高校・大学は違うんですけど、連絡は取り合ってて。
で、野球部の会みたいなのがあれば必ず参加してたんで。
ご飯でも行こうやーとか、ちょっとみんなで集まろう、みたいな声がかかって。
結構、社長が中心になってそういう呼びかけをしてたんですよね。野球部関係で。
別にキャプテンでもなんでもないんですけど(笑)
出たがりっていうか、段取り上手?
そういうの大好きっていうか、気を遣える人じゃないですか?
なんか、社長を中心にみんなが集まってくる感じ。
でも、あの人が声掛けないとなかなか集まらないような。
今思えば、何か違うものを持ってたんでしょうね。
勤続20年のベテラン小中さんのカクノでの役割とは?
あとは現場の打ち合わせをして回ったり。
作業に入る前に計画をたてて、それを社員に伝えて、担当に行ってもらうというような、つなぎ役ですね。
でも、カクノの社員だけで40人くらい。プラス、協力会社で合計60人くらいかな。
カクノの仕事全体を回すのに60人必要という感じなんです。
その全員の配置をしないといけないので、結構毎日パズルみたいですよ。
見積もりや請求、支払いなども。
将来、カクノはどんな会社になって欲しい?目指す方向性
仕事がもらえて嬉しいという雰囲気に。
仕事が罰ゲームだと思ってる人もいると思うんですよ。
でも仕事って社会貢献の一つじゃないですか。
だから積極的に仕事を取りに行ってくれるようになってほしいなと。
最近はある程度、結構できてきてるとは思うんですけど。
「俺は現場には行かない」とか、そんなのは聞かなくなったので。
今も鋼管杭やったり、地盤改良やったりと、色んな仕事がありますが、全部カクノの誰かがこなさないといけないわけですよね。
中にはやったことのない作業がある場合もあります。
でも、それに挑戦しようという人でないと。という点でも、向上心を持って仕事に取り組んでもらえたら。
僕も人員配置がしやすいですね。
やったことがないからやらないとか、あいつとは行きたくないとかじゃなく、自分の現場が終わったら他を手伝うとかね。
それはもちろん、その作業を極めたプロからすると作業効率は劣るかもしれませんし、難しく感じると思いますが、みんなで色々挑戦し、協力し合ってカクノの仕事を仕上げていってもらえれば。
調和も生まれてスムーズに行くのかなと。
プライベートまで飲みに行けとかは言わないです。
仕事の間の8時〜17時くらいまでは、みんなで仕事して笑って現場から帰ってこれたらなと。
監督がいて、コーチがいて、みんながいて。
でも、色んなポジションができる人の方が、やっぱり年俸もいいじゃないですか?
カクノは色んな仕事がある分、チャンスでもあると思います。
1つの事業一筋とか、顧客1社依存でいくような社長もいると思いますが、カクノは幅広くやってるので。
今、カクノが抱える2つの課題
これはちょっと言い訳になるかもしれませんが、やっぱり僕自身が社員と顔を合わせる時間が少ないんですよね。
僕が入社した時とか、5年目くらいまでは社内で話ができたんですよ。
そんなに出張もなかったし、これだけの現場数もなかったし、社員も少なかったし。
もともとは大阪支店で、大阪中心のお客さんしかやらなかったのが、全国になって。
名古屋とか九州とかに拡がって。
だから出張も増えていった。
やっぱりコミュニケーションのとれない会社は、いくら発展してもダメなのかなって思うので。
LINEで発言したり、zoomも入ってきたりもするし。
だから、全員がそうなってくれるといいですね。
今回も、現場があってどうしても来れない人もいるにしても、本当はあの会議にいた人数の倍くらい社員はいるんで。
それと、もう一つの課題としては、この仕事も次の人に引き継ぐことをしていかないといけない。
でも、今のやり方のまま渡していいのか?とか、このままだと押し付けみたいになりそうとか。
そのあたりの業務のやり方の改善もしないとと思っています。
一人でやらずに3人に分担するとか、IT化するとか。
でも結局エクセルでやるのが一番早い?とか。
アプリとか使えると早いのかな?とか、色々考えてますが。
効率化とか、時間の有効活用という部分ですね。
「評価制度の確立」と「組織改革」でカクノをさらなる発展へ!
なのでまずは今、社是と行動指針をつくって、次は組織図を作りたいと思ってます。
誰が何をするかを明確にしたいです。
全部こっちに来るんで(笑)
いや、それは冗談ですが、僕も24時間しかないんで(笑)
ある程度は人に任せることもしていかないと。
なので、そういう役割というのを明確に分けていく必要があるかなと思ってます。
だから最近、中心メンバーとして3人ほど内部の会議とかにも入ってもらってて。
現場だけが仕事じゃないということを知ってほしい。
でも、やっぱり現場も大事で、1つ現場を担当すると責任もあるしストレスも多少なりともあるんです。
だから無理やりこっちから内部のこともやれっていうのも違うかな、とも思うんですけど。
総務部とかつくって別でやるのも1つの手だと思うし。
そこは早くやって、それと同時に評価制度も早くつくってっていうのを社長に言ってて。
まだ入社して間もない社員はわからないと思うけど、3年目くらいになると、今後どうなりたいみたいなイメージが出てきて、こうなったら年収いくらになるとか、どういう手当がつくとか、どんなポジションに付くとか、というのを、評価制度を通じて教えてあげた方が、社員が活性化するのかなって思うんで、社長には早く作ろうねって言ってます。
ここまで行ったら一旦ここはクリアみたいなのがわかっていれば、そこまでは走れると思うんで。
それをつくったら、調和も生まれるし。
ひとつとして同じ現場はないし、どう評価するんだとか。
でも、それを作らないと、「俺の頑張りってちゃんと見られてるのかな?」とか不安もあると思うし。
ちなみにこのことって社長はどう思われてるんでしょう?
僕と一緒に色々経営塾に行って学んだり、コンサルを受けたりしてるので。
社是とかもつくって、やっと今、少しずつ社員の声がこちらにも届くようになってきている。
そのことを社長も喜んでいますね。
あと、予定も立てづらいんですよ。現場もズレたりするから。
会議のために現場を飛ばすわけにも行かないし。
だから、やっぱり内部のことをやる人と、現場のことをやる人は分けた方がいいのかなって。
職人だけにこだわらない。会社の発展のためには役割分担も必要。
まだ募集要項まで載せてはないですが。
そういう総務部的なというか、人事部もあってもいいと思うし。
僕は人事部と安全部を早く作ろうよって言ってるんですけど。
人って大事ですし、人で会社が変わるんで。
あと、安全第一って言うくらいなんでね。
そこは分けてもいいかなって。
これが10人とかの会社ならそれでも良いかもですが、30人超えてくると、企業組織なんで。
役割分担とか組織化は必要じゃないかなと。
職人集団からカンパニーにしていくってことですね。
・・・
いかがでしたでしょうか。
社長の幼馴染であり、右腕である小中さん。
社長の人柄の良さも十分に知りながら、心配もしつつ、長年支え続ける優しい部長さんです。
社員さんのことを大切にしながら、さらなる成長にも期待しつつ、会社の成長と発展を目指す熱い思いも秘められています。
会社としての課題を見つめ、今後さらなる改善と飛躍をするべく改革を進めるカクノでは、若い社員さんもたくさん活躍しています。
そしてまだまだ募集中です!
あなたもぜひ、そんなカクノと共に成長していきませんか?
もし、弊社に少しでも興味を持っていただけたら、一度見学にお越しください!
職場見学や面談(オンラインも可能)は随時行っておりますので、ぜひお気軽にご連絡ください。