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NEWS2024.08.08
【30歳3年目】アパレルから地盤改良へ！？なぜそんなに楽しそうなの？
こんにちは。
関東から関西まで地盤のプロとして地盤改良工事・鋼管杭工事・土壌汚染改良工事などを手掛けている株式会社カクノです。
今回お話を伺ったのは、カクノのおしゃれ番長（？！）と呼ぶにふさわしい入社3年目の伊地知。前職はアパレルということもあり、不安だらけで未知の世界に飛び込んだ伊地知ですが、今は「最高に楽しい」と心から言えるそう。
その“楽しさの理由”について迫るべく、カクノに入社してからの毎日の様子やプライベートの変化など、忖度なしで聞いてみました！どうか最後までお読みください。
▽動画で見たい方はコチラから▽
目次
地盤改良3年目の30歳
【1】角野社長はアパレル時代のお客さん。結婚のタイミングで転職を決意
インタビュアー
伊地知さんは、“おしゃれ番長”と呼ぶにふさわしいスタイリッシュな見た目ですが、元々ファッションはお好きなんですか？
伊地知
ファッションは昔から好きで、前職は東京でアパレルの仕事をしていました。今、カクノで働いている廣田とはアパレル時代からの友人で、その当時は自分が先輩だったのですが、彼の方が1年早くカクノに入ったので、今は彼の方が先輩になりますね。
▽廣田さんのインタビュー記事はこちら▽
インタビュアー
廣田さんが先にカクノに転職して、誘われる形で伊地知さんも転職したのですか？伊地知
それもありますが、実は角野社長が自分のいた店のお客さんだったのです。接客を通じてだんだんと親しくなり、プライベートのことも話すような仲になりました。
伊地知
その当時、自分には付き合っている女性が大阪にいまして、彼女と結婚することになり自分も大阪に拠点を移すことにしました。
伊地知
そうなると大阪で仕事を探さないといけなくなるので、どうするか迷っていたときに、ありがたいことに社長が「うちでやってみないか」と声をかけてくれたのです。全くの異業種になりますが、一足早く廣田が働いていたこともあり、喜んでお誘いを受けることにしました。
地盤改良3年目の30歳
【2】アパレルから建設業へ。不安だらけで飛び込んだ世界は、想像と違うことだらけだった。
インタビュアー
アパレルから建設業への転職は勇気のある決断だったと思います。不安はありましたか？伊地知
全く知らない世界だったので、正直最初は不安だらけでした。今でこそ笑い話ですが、当時の自分にとって建設業は「怖い人がいっぱいいる世界」。入社したら怒鳴られたりすることが日常で、誰も何も教えてくれないのではないかと思っていました。しかし、それは完全なる思い違いでしたね。いざ入社したら、思っていたイメージとはかけ離れていてびっくりしました。皆さん真面目で優しくて、未経験で入った自分に対して親身になっていろいろと教えてくれました。
伊地知
入社していきなり大きな現場に行くことになったのですが、その時に道具の名前や現場用語などを一通り覚えることができました。その現場は水族館で工期が３ヶ月ほどあったのですが、ベースとなる知識はほとんどその時に習得できたと思っています。
地盤改良3年目の30歳
【3】最高に楽しいと思えるのは、頭と体の両方をバランス良く使うから
インタビュアー
不安だらけで入社した伊地知さんも、気付けば早3年目とのこと。今のお仕事について教えて下さい。伊地知
初めはオペレーターの手元作業から始まって、今は法面工事の現場に携わらせてもらうことが多いです。法面工事は、盛土などによって人工的に傾斜面をつくる仕事で、先輩に教えてもらいながら作業させてもらっています。
伊地知
他には道路の拡幅工事にも携わっています。一般的に道路の拡幅は土でやることが多いのですが、なんと今の現場では発泡スチロールを使っていますね。土木の仕事をしていると、これまで知らなかった材料や方法を知ることになるので面白いですよ。
インタビュアー
アパレルからの転身では、体力的にキツくないですか？伊地知
実は自分の趣味は筋トレなので、体力には自信があります。また学生時代にラグビーをやっていたので、体を使う仕事に関しては全く抵抗がなかったですね。今、3年目になってようやく全体が見えてきたというか、仕事の流れがわかってきました。
ここをこうした方が上手くいくのではないか、あるいはこうやった方が早く終わるのではないかなど、自分で考えながら仕事ができるようになってきたので毎日が充実しています。頭も体も両方を使う仕事なので、最高に楽しいですよ。
地盤改良3年目の30歳
【4】「資格をとりなよ」。社員の成長を第一に考えてくれる社風
インタビュアー
カクノという会社について教えて下さい。実際に入社してみてどうですか？伊地知
これは入社する前の話になるのですが、面接の際に「入社したとしても、何年か後には地元に帰ることがあるかもしれない」という話をしたのです。自分の出身は奄美諸島の中心である鹿児島の徳之島になりますが、いつかは地元に帰って地域に貢献したいという思いがあります。その時がいつ訪れるかはわかりませんが可能性としてその話をしました。
入社を断られることも覚悟して正直に言ったのですが、意外な反応をいただきまして、「カクノをやめてもやっていけるように、会社にいる間にたくさん資格をとっておいた方がいい」と言うのです。ちょっとびっくりですよね。
しかも、資格取得はサポートするとのことで、そのあまりにも社員思いの姿勢に感動しました。
地盤改良3年目の30歳
【5】社風は？給与は？内側から見たカクノはこんな会社
インタビュアー
そこまでの話を入社前に言ってくれるのは、なかなかすごいですね！伊地知
はい。その時にそう言ってくれたのは社長なのですが。社長だけではなく部長や先輩も、みんな新しく入る社員の人生について親身になってくれる会社だと思っています。このような、真の意味での“社員思い”の会社はなかなかないと思いますよ。
インタビュアー
そのようなお話があった後に、実際に入社してからはどうですか？伊地知
社員思いの姿勢は本当にそのままだったのですが、それ以外の部分も想像以上に素晴らしかったです。お給料に関しても、アパレル時代と比べるとかなりアップました。また、休日に関しては、アパレル時代はお正月のセールを始めとして休みがほとんど取れなかったのですが、今は残業もほとんどなく休日にきちんと休めることが嬉しいです。
地盤改良3年目の30歳
【6】先輩職人のオンとオフの顔つきが違う！目標はかっこいいオペレーターになること
インタビュアー
伊地知さんの目標はありますか？ プライベートの目標、お仕事の目標、それぞれ教えて下さい！伊地知
目標というわけでもないですが、自分はアパレル出身の時の名残で服やアクセサリーにお金をかけすぎてしまうので、もう少し物欲を抑えなくてはと思う時があります。ただ、昔と今とでは欲しいと思うものが変わってきたと感じます。かつてはハイブランド品に惹かれていましたが、今は職人さんがつくった一点もののジュエリーなど、ストーリーのある手仕事に惹かれます。この変化は、今の自分の仕事と関係しているのかもしれませんね。
インタビュアー
職人さんの技に惹かれるということですね。一方、お仕事の目標は？伊地知
自分はまだ仕事を覚えている途中なので、早く1人前になって自分1人で重機などを操作できるようになりたいですね。先輩の仕事を見ていると、「かっこいい」と感じることがよくあります。特にオンとオフのギャップにはいつも驚かされます。
休憩などでふざけている先輩が、重機のオペレーター室に入った途端に顔つきが変わって、手慣れた様子で黙々と操作している姿は本当にかっこいいと思います。建設業で働く人には独特のかっこよさがありますよね。自分も早く先輩たちのように内側から出るかっこよさを身につけたいですね。
インタビュアー
最後に、カクノを目指す若い世代の方に一言お願いします。伊地知
カクノは昭和58年創業の、40年続く伝統ある会社です。事業内容は地盤改良工事や鋼管杭工事など土木が中心で、公共事業も多いことから「堅い会社なのでは？」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
3代目にあたる今のカクノの社長はとても革新的で、事業内容や社内体制に関して変革を求め、常に新しい挑戦をしています。時代に合わせて柔軟に会社のあり方を変え、社員に対してフランクに接する様子は、まさに現代のスタートアップの社長と同じと言っても過言ではないでしょう。
伊地知
また、自分は未経験で入社したのですが、社内の教育体制がしっかりしているので知識や技術は入社してから身に付けることができます。未経験であることで負い目を感じたことはなく、誰もが自分のキャリアパスを無理なく描くことができます。建設業の中でも特に土木工事は、社会から必要とされる貢献度の高い仕事です。ぜひ私たちと一緒に次世代のカクノをつくっていきませんか。
